TSUTAYAとデザイン思考・UX
TSUTAYAは何を売っているのか
単純に考えると本を売っている。CD/DVDのレンタルをしている。
そう考えてしまいそうだが、違う。
2000年代前半までは、本-音楽-映画を売っていた。
本と音楽と映画はひとつなぎのコンテンツ。
文化をライフスタイルとして提案していた。
そう、TSUTAYAの運営会社はCulture Convenience Club。
名前の通り。
代官山 蔦屋書店
代官山 蔦屋書店もコンセプトは同様。
いわゆる図書館のような分類ではなく、
TSUTAYA独自。
旅行雑誌-語学と従来の分類では隣合わない並び。
ユーザー視点から見れば正しい並び。
併設されるスターバックス、広大なのに全体を見渡せない構造、中央にそびえる大きな木。
コンシェルジュが創る本を中心とした居心地のいい空間。
森の図書館。
ライフスタイル、体験を提案。
田園調布 蔦屋家電
ここまで読んでいただければ、なぜTSUTAYAが家電なのか言うまでもない。
知的資本論 すべての企業がデザイナー集団になる未来
本書はTSUTAYA運営会社であるCCCの創業者、
増田 宗昭氏によるデザイン思考によるイノベーションの解説。
インターネット通販サイト、ECもデザイン思考なくして未来はないと思っている。
- 作者: 増田宗昭
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2014/10/09
- メディア: Kindle版
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